小出 陽平
(独立行政法人国際農林水産業研究センター生物資源領域 特別派遣研究員(国際稲研究所)

2012年11月14日水曜日

石垣島での作業

現在研究を行っている国際農林水産業研究センターは石垣島に熱帯島嶼研究拠点という研究施設をもっています。少し前のことになりますが、この石垣島の研究拠点に行ってきました。
石垣島では温暖な環境を生かしてイネを年に2回栽培することができます。私も研究をスピードアップさせるために一部の材料を石垣島で栽培しています。今回はその材料の収穫が目的です。


しかし、あいにく台風が近づいていたためものすごい強風の中の作業となってしまいました。イネの穂がすごい状態になっているのがわかるかと思います。


こちらは9月の台風でダメージを受けてしまったイネです。写真の手前が風上、奥が風下になっています。風上のイネが特に被害を受けています。台風により海水が風と共に吹き付けたため、このようになってしまったそうです。塩風害というらしいです。


何とか収穫作業は終わらせることができました。これは収穫後のイネです。






2012年9月22日土曜日

イネの収穫を行っています

イネの収穫作業を行っています。


収穫前の実ったイネです。



間違えないように個体ごとにラベルを付けて刈り取っていきます。

これを束ねていきます。



乾燥させているところです。

イネの個体ごとに人力で収穫を行うのでけっこう重労働です。


9月15日に学会発表を行いました。
日本育種学会第122回講演会
New Rice for Africa (NERICA)品種のリン酸欠乏耐性に関するQTL解析






2012年8月21日火曜日

穂が出ています

イネの穂が出て、実り始めています。
写真は穂が出ているところです。
最終的にお米になる部分一つ一つがイネの花です。
中央部分の花では白いおしべが飛び出しているのが見えます。
これがちょうどイネが開花しているところです。

イネの花の上に細長い突起物があるのがわかると思いますが、これは芒(のげ、のぎ)と呼ばれる器官です。日本でよく見るイネにはほとんどついていませんが、海外には長い芒をもったイネもあります。

こちらは別のイネですが、よく見てみると一つの穂の中に違う形のお米が混ざっているのがわかるかと思います。左側の枝についているお米の粒形は大きくて細長いのですが右側は小さくて丸いです。また、真ん中あたりは大きいお米と小さいお米が同じ枝についているのがわかると思います。

この小さくて丸い形のお米は自然に発生した突然変異が原因だと思われます。この穂は突然変異を起こしたお米と正常なお米が混ざっていることになります。このような現象は「穂内キメラ」と呼ばれています。

田んぼで観察していると時々このような面白いイネに出会います。

2012年7月27日金曜日

イネの様子

7月上旬の農場の様子です。
田んぼです。

畑です。

5月に比べてだいぶ大きくなっていますが、今はもう少し大きくなって穂も出ています。その様子は次回報告したいと思います。

2012年6月16日土曜日

畑作イネ

日本ではイネはほとんど水田で作られていますが、世界の他の国では水田ではなく、畑でイネを栽培している地域もあります。
畑状態でのイネの特性を評価するために水田だけでなく畑でもイネを栽培して試験を行っています。


写真は畑の様子です。

2012年5月25日金曜日

田植え

研究材料であるイネの田植えを行いました。


イネの種類がたくさんあるので全て手で植えます。
1年に1回しかできない実験なので、失敗できません。








2012年4月21日土曜日

研究内容

現在の研究内容を紹介します。

現在はNERICAというイネについての研究を行っています。NERICAとはNew Rice for Africaの略で、アフリカのイネとアジアのイネを掛け合わせることで作られました。このイネは、アジアのイネが持つ高い収量とアフリカのイネが持つストレスに対する耐性の両方を合わせもっているとされています。
現在、どのような遺伝子が組み合わさっているのかを調査しています。

将来的にアフリカでのイネの増収、食糧増産につながれば良いなと考えて研究を行っています。


3月30日に学会発表を行いました。
日本育種学会第121回講演会
New Rice for Africa(NERICA)品種の出穂性を支配するQTLの同定


研究内容に関する写真などをまとめたページを作りました。
https://sites.google.com/site/yoheikoidehp/

2012年3月3日土曜日

御挨拶

小出陽平と申します。
この度、国際科学技術財団のご厚意で研究ブログを再開させていただきました。

現在は日本学術振興会特別研究員として国際農林水産業研究センターで研究を行っています。研究の内容、日々の活動など今後書き込んでいこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。